これまでのゴルフ用品通販の経験を生かします
T製作所では従来、資材に関してはいっさい社長まかせでした。
見積りは社長の仕事ですが、その際に算出した資材数量をもとに、現場の様子を見渡して勘案したプラス、マイナスした必要数量を、発注していたのです。
これでは、実際上、相当な無駄やロスがあっても仕方がありません。
社長にそこまで目を配らせるのも酷です。
さてそこで担当を決め、資材の洗い直しをすることになりました。
その結果、たとえば、扉用ステンレスを従来は4種それぞれに特注で業者につくらせていたのですが、若干の技術的改良を施すことですべて統一化し規格品にすることができるようになったのです。
しかし、一課長の責任がどうのという問題ではありません。
工場現場の隅々にまで目を配り、気を配り、神経をすりへらす毎日の中で微妙な図面を引くというのは並大抵のことではありませんそういうミスは、製造課長の責任というか、つまりは失敗ということになります。
ですから、図面のことが話題になると、一手に図面を引いている課長としては、恥でして、初めは不機嫌になりました。
そういう実情をみんなで話し合ううちに、課長も納得しました。
製造工程にも大きな貢献をしたというわけで、T製作所の場合、直接的にはこの資材の管理がもっとも効果を生んだといえるでしょう。
このあたりになると、目に見えて勉強会で検討したことが成果を生んできました。
つまり標準化が着実に達成されつつあったのです。
まだいくつか勉強会で姐上にのぼった課題が残っていましたが、ここまでくると、あとは勢いで問題解決がはかられるようになります。
まず図面について、です。
図面をもとに、すべての作業が行われます。
図面こそ肝腎かなめなのです。
そうして冷静に考えてみると、図面に関するミスは「手直し、やり直しが、やる気を殺いでしまう」「納期遅れにつながる」と、全員が深刻に受けとめることになったのです。
なんとかしなければならないということで考え出されたのが、重要な仕様項目についてチェックを忘れないでおこうと、ゴム印をつくることになりました。
このゴム印をすべての図面に押印しておき、それぞれ記入して正確を期し、みんなも注意するようにしたのです。
工程計画は、従来「得意先」「現場店(組立工事現場)名」「納入日」が受注順に工場の黒板に書き込まれていただけです。
熟練者ぞろいで、しかも少人数ですから、これで用足れり、と、みんな思っていました。
一度ゴルフ用品通販の魅力に気付いてしまうと、なかなかゴルフ用品通販を手放すことができません。
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